ライフプランナビ編集部では、人生100年時代に関する意識と実態調査を行っております。今回は、親の介護資金に関するアンケートを実施しました。

親の介護資金を準備しているのは全体の1割
20代~30代に限定した本調査において「親の介護資金を準備していますか?」という質問をしたところ、90.2%の人が介護資金を準備していないと回答しました。
性別で比較すると男性が2.9%に対し女性は12.8%と女性の方が親の介護資金を多く準備していることがわかります。

「親の老後について親と話し合いをしていますか?また、その内容はどのようなものですか?」という質問には、「している」と「していない」という回答が同程度寄せられました。その中で少数ではありますが、「したいができていない」という回答も寄せられています。

「したいができていない」と回答している人は「親に老後の話を持ち出すと不機嫌になり話し合いにならない」「両親の考えが異なるため話し合いが進まない」「こちら側から、何をどう切り出して良いかがよくわからない」といった意見が見受けられます。

他にも多くの皆さまからご意見をいただいております。

皆さまから頂いたご意見は下記にて掲載させていただいております。

ぜひ、ご一読ください。

【調査概要】
実施期間:2020年3月9日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代から30代の男女
サンプル:112名

Q1.親の介護資金を用意していますか?

Q2.親の老後について親と話し合いをしていますか?また、その内容はどのようなものですか?

コメント 性別 年代
両親と話をしています。両親自身も貯金しているようですが、多い事に越したことはないので私も貯金をはじめています。 20代 女性
まだ親が50代ということもあり、特に話し合いはしていません。一人っ子なので、施設に入所させる場合の金銭面も含めて面倒を見なければならないことは不安です。 20代 女性
特に話し合っていないです。理由は、親の年齢が老後について考えるにはまだ早いような年齢だと感じているからです。 20代 男性
親自身に貯金がある事に加え、多くの年金を受け取っているため、やりくりができると思い準備をしていません。 30代 男性
親の老後の話し合いはしています。内容は同居するかしないかと老人ホーム等の施設に通うかどうかまで話し合っています。 20代 男性
親がまだ就労しており別居です。「生活に支障をきたすような状況になったら同居しよう」と話しています。 30代 女性
両親はそのような話をしたくなさそうで、なかなか話しにくいと感じています。 30代 女性
一応面倒は見る予定ですが、親自身にそれなりの資産があるのでお金の準備はしていません。その旨は親に伝えてあります。 30代 女性