スマホアプリで家計簿を簡単に

節約のために家計簿をつけている人は多いのではないでしょうか?スマートフォンで使える家計簿アプリの多くは、予算や収支管理といった基本的な機能を無料で提供しています。有料版を使えば、複数端末での家計簿管理や節約を促すなどの追加機能が使えるようになります。本コラムでは、数ある家計簿アプリの中からレシート読み取り機能がついたものにしぼり、自分に合った家計簿アプリ選びの参考になるよう比較し、ご紹介します。

おカネレコ

アプリを起動すると、支出金額を入力する画面が最初に表示されます。インプット速度重視の家計簿です。まずは小まめな入力を習慣づけたいという家計簿初心者に向いています。
480円(買い切り)でプレミアム版にアップグレードすると、レシート読み取り機能やエクセル形式でのデータの出力機能が使えるようになります。また、月額480円のクラウド版は、プレミアム版機能に加え、データのバックアップ機能や複数端末での利用が可能になります。

【予算管理】
全体予算とカテゴリー(食費、日用品、交際費など)別の予算が設定できます。予算残金はグラフではなく数字のみで表示されるため、直感的には把握しづらいです。

【収支管理】
年/月/週/日ごとに、支出を円グラフと棒グラフでチェックできます。円グラフでは支出のカテゴリー別比率が一目でわかり便利です。支出や収入があった日はカレンダーに記録されます。

【自動連携】
銀行やクレジットカードとの連携はなく、入出金は手動入力のみとなります。

【レシート読み取り】
読み取りの精度が高く、手直しの手間が少なくすみます。シャッター音が無いため、外出先での記録もしやすいです。

精度の高いレシート読み取り機能と支出入力のしやすさがポイントです。データのエクスポートにはExcelとCSV形式が選べて汎用性が高いです。金融機関との自動連携はないので、シンプルな機能のみを使いたい人、セキュリティを特に心配する人に向いているアプリです。

Zaim

【予算管理】
ホーム画面では、「予算」「収入」「前月の支出」に対し、現在どれだけ支出したかを月/週/日ごとに一目で確認可能です。予算を自分で設定しなくても、「前月比」にしておけば目安が把握できます。

【収支管理】
何にどれだけ使ったのかのカテゴリー別の支出比率と、給与や賞与などが収入に占める割合を円グラフで管理できます。年/月/週で確認可能です。

【自動連携】
金融機関やクレジットカード等と連携できます。

【レシート読み取り】
長いレシートの読み取りが得意です。読み取ったところまでの明細を表示してから次の読み取りをするので、途中で読み取りが失敗していないことを確認しながら進められます。シャッター音はありません。

医療費控除や給付金情報の提供に加え、どれだけ支出しているかがホーム画面で一目で分かるようになっているので、支出を抑えたい人に向いています。自動連携を活用すれば面倒な支出の手動入力を少なくでき、継続して家計簿をつけるのが苦手な人に優しいアプリです。

マネーフォワードME

金融機関との自動連携では最も対応数が多いアプリです。(2019年2月現在の提携サービス数は2,670)。カード、銀行口座だけでなく証券口座とも連携できるので、家計簿管理に加えて資産運用もしたい人に向いています。月額500円の有料版では、連携できる口座やサービス数の上限(10)が廃止され無制限になります。

【予算管理】
月収や家族構成が似たユーザーの予算を参考にしながら予算設定できます。固定費と変動費、貯蓄目標を設定すると、現時点で予算に対してどれだけ使っているかをグラフで直感的に把握できます。

【収支管理】
カテゴリー別支出の合計と比率が、円グラフでチェックできます。収入の内訳も同様です。カテゴリー内の詳細項目(いつ、何に、いくら支出したか)もワンクリックで確認でき便利です。スワイプするだけで過去の月別、年別の履歴も見られます。

【自動連携】
金融機関やクレジットカード等と連携できます。

【レシート読み取り】
シャッター音がするため外出先での記録には不向きです。レシートを読み取る機能は精度が高くなく、明細の一部が抜けてしまうこともあるので、その場合は手動入力が必要になります。

連携先が多いのでキャッシュレス決済がメインの人におすすめです。理想の家計との比較や家計のバランスチェックができるなど、細かく家計を見直したい人や様々な機能を使いこなせる人は使ってみてください。家計簿を付けるというよりは連携されたデータをチェックして足りない明細を足していく使い方になります。

家計簿アプリを使いこなすコツ

家計簿アプリの性能は年々上がっていますが、継続して使わなければ意味がありません。最後に、継続のコツを紹介するので参考にしてみてください。

・レシート読み取り精度を上げる
レシートを読み取る際に上手くできないと、取り直しや手動入力する手間が増え、家計簿をつけるのが面倒になってしまいます。レシートを撮影する時は、レシートが皺にならないようきれいな状態に保ち、明るいところで撮影しながら影を落とさないようにすると、素早く読み取りができます。

・通知機能を利用する
アプリには通知機能がついているものがあります。入出金がある度に知らせてくれたり、引き落とし日を前もって知らせてくれたりする機能です。通知機能をオンにしておくと、家計簿の忘れ防止になります。

自分にあった家計簿アプリは見つかりましたか? 有料版は上記で紹介した他にも様々な機能を提供しているので、チェックしてみてください。