はじめての不動産投資 成功する人、失敗する人の特徴とは

不動産投資で成功するために必要なこと 十分な知識とリスク管理は必須

不動産投資は安定した家賃収入が期待できる反面、空室のリスクが常にともなっています。いい物件を購入すれば必ずうまくいく、というものではなく、投資を始めたものの、泣く泣く物件を手放す人も少なくありません。では、不動産を投資で成功する人、失敗する人にはどのような特徴があるのでしょうか。詳しく解説していきます。

不動産投資は誰でも成功するわけではない

インターネットや雑誌などで資産運用について調べてみると、不動産投資を勧めるものが増えてきました。では、なぜ不動産投資が勧められているのでしょうか。
まず、家賃による安定した収入が期待でき、資産運用の中で唯一金融機関から融資を受けることができる点が理由として挙げられます。しかし、何よりも未婚率の上昇や自宅を購入することに対するこだわりが薄れて、賃貸物件に対する需要が高まっていることが最大の理由と言えるでしょう。
未婚率が上昇したことで、戸建て住宅の需要が下がり、一人暮らしを対象としたワンルームマンションやアパートなどの賃貸需要が高くなっています。また、若者の車離れと同じく、自宅を購入することに対するこだわりが薄れたことで、新しい設備の整った新居に気軽に引っ越すことができる賃貸の方が好まれる傾向も強まっています。
しかし、いくら賃貸物件に需要があったとしても、不動産投資業界の好況から賃貸物件が次々と建てられていることもあり、需要を供給が上回っているのが現状です。不動産投資を始めたとしても誰でも成功する状況ではなくなっているため、成功するためには戦略的な投資計画が重要であると言えるでしょう。

 

成功者の特徴①:リスクに備えるための知識を身に付けている

不動産投資の成功者は、大半が必要な知識をしっかりと身に付けてから投資を開始します。なぜ知識を身に付けることが成功につながるのでしょうか。
不動産投資を行う場合は、さまざまなランニングコストが発生します。例えば、不動産会社に管理を依頼する際の管理委託費、物件の修繕費、ローンの返済、などがこれにあります。これらのランニングコストは家賃収入から差し引かれるため、家賃収入のすべてが手元に残るわけではありません。また、何か月にもわたって空室が続いたり、家賃の滞納が発生すれば、その間は家賃収入がないままローンを返済し続けなければいけません。

ローン返済や諸経費を除いた家賃収入を、別の運用資金に回してしまったり、生活費や遊興費で使ってしまっていたのでは、こうした事態に備えることができません。最悪の場合、せっかく手に入れた物件を手放さざるを得なくなる可能性もあります。

不動産投資ではどのようなお金の動きがあるのかという知識をしっかりと身に付け、リスク管理を徹底して行うことが失敗する確率を低く抑えることにつながるのです。

 

成功者の特徴②:決めたルールを徹底する

不動産投資の成功者は、投資を始めるにあたって最初に決めたルールを徹底して守っています。
物件を選ぶ場合には、さまざまな基準があります。例えば、アクセスの良さ・利回り・入居率・築年数などです。成功者は、「駅から徒歩〇分」「利回り〇%以上」など、自分の中でルールを決めて物件を選んでおり、ルールを満たしていない物件は購入しません。
その理由は、このルールが入居者の需要の高さを反映しているため、ルールを満たしていない物件を選ぶことは、空室のリスクを高めてしまうことになるからです。不動産投資を行う際には、物件選びで妥協してはいけません。負ける勝負に挑むのではなく、勝てる勝負に挑むことが成功者の秘訣と言えるでしょう。

 

失敗者の特徴①:成功事例の真似をする

不動産投資の成功事例には、しっかりとした理論に基づいて運用されたものと、たまたま運用していてうまくいったものがあります。そのため、成功事例だけ見ていても、そこから得るものはあまりありません。
しかし、失敗者は成功者の真似をしていれば自分も成功者になれると考えてしまいがちです。成功事例には、失敗した時のアドバイスは載っていないことが多く、予想外のトラブルが発生しても、結局何も対処できず物件を手放すしかなくなってしまうことになります。成功事例だけではなく、失敗事例にも目を向けて、そこから何を学ぶかが重要と言えるでしょう。

失敗者の特徴②:柔軟な対応ができない

不動産投資に限った話ではなく、資産運用を行う際に柔軟な対応ができないと、失敗するリスクを高めることになります。
不動産投資は、良い条件の整った物件を購入して運用するだけでなく、適切なタイミングで売却を検討することも必要な時があります。築年数が経過した物件は、修繕費用がかかるだけでなく空室が続くというリスクが生じる可能性があります。空室が長く続いてしまえば、その間は家賃収入がなく、ローンを払い続けることになってしまいます。成功する人はこうした時にリスクを回避するために思い切って物件を売却することを検討します。このように、その時々の状況を鑑みて柔軟に対応できない場合、失敗するリスクは高まると言えるでしょう。

不動産投資で成功する人は、投資を楽なものではなく、リスクのあるものと認識して誠心誠意向き合っています。不動産投資で失敗しないためには、投資を始める前に時間をかけて十分な知識を身に着けることが必要です。